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初めてのJリート

第2回

小口でリスクを分散

Jリートは、投資家から集めた資金を複数の賃貸不動産に投資し、その賃貸収入や不動産売却収入から得た利益を投資家に分配する仕組みであり、不動産証券化商品(共同投資スキーム)の一形態といえます。

Jリートの基本スキーム

 一般に不動産証券化商品への投資には、不動産の直接投資と比べて
(1)小口での投資が可能である
(2)一定の流動性が確保される
(3)不動産の運用を自ら行う必要がなく専門家に任せられる
(4)複数の物件に分散投資することで収益変動リスクの低減を期待できる
といったメリットがあります。
 不動産は1物件当たりの投資金額が大きいのが一般的です。また、不動産は購入したい物件がすぐに見つかるとは限りませんし、売るときもすぐに買い手がつくとは限りません。つまり、買いたい時に買い、売りたい時に売ることができるという資産の流動性が高くありません。さらに、どの不動産にいつ投資すべきかといった判断や、不動産の維持管理や運用には一定の専門性やノウハウが必要であり、手間もかかります。不動産証券化はこのような不動産投資固有の難しさを解消し、より多くの投資家に不動産からの収益を獲得する道筋を開いているわけです。

 Jリートはこのような魅力を持つ不動産証券化商品の中で、日本で唯一の上場商品です。そのため、投資家は証券会社を通じて、Jリートの各銘柄を上場株式と同じように証券取引所でタイムリーに売買することが可能です。また、取引価格は常に公表されており、各銘柄の情報開示も充実しています。
 Jリートは、不動産証券化商品の中でも、流動性や透明性が極めて高く、国内外の多くの投資家にとって、投資しやすい商品だといえます。