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Jリートとは?

Jリートは、投資家から集めた資金を複数の賃貸不動産に投資し、
その賃料収入や不動産売却収入から得た利益を投資家に分配する金融商品です。

Jリートは証券取引所に上場している不動産投資法人です。

Jリートは不動産投資法人
投資法人って何?

「○○投資法人」という呼称は一般企業の「○○株式会社」と同じようなものです。なお、投資法人制度に基づくJリートには、数人の役員がいるだけで、資産の運用や保管、その他一般事務などを外部の専門家に委託することが義務付けられています。

様々な投資スタイルをもつJリート

Jリートは銘柄(投資法人)ごとに投資の対象となる不動産の用途や地域などが異なっており、投資スタイルも様々です。

●投資対象不動産

オフィスビル
企業などに賃貸している都心や地方都市のビルなど
オフィスビル
賃貸住宅
賃貸マンションを中心とした居住用の住宅、学生寮・社宅等
賃貸住宅
商業施設・店舗
郊外のショッピングモールや有名ブランドなどが入居する繁華街の商業ビルなど
商業施設・店舗
物流施設
高速道路のインターチェンジの近郊や港湾、空港に隣接している大型の物流施設など
物流施設
ホテル
ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテルや高級旅館、温泉などの宿泊施設
ホテル
ヘルスケア施設
有料老人ホームなどの高齢者向け施設・住宅や病院など
ヘルスケア施設
その他
研究施設やデータセンターなどの産業用不動産
その他

●単一用途特化型と複数用途型

投資対象不動産を単一用途のみにしているJリートと複数にしているJリートがあります。さらに複数にしているものは2種類のものを複合型・3種類以上のものを総合型と呼びます。

特化型(単一の用途)の例
●●投資法人(オフィスビル特化型)
●●投資法人(賃貸住宅特化型)
●●投資法人(物流施設特化型)
複合型(2種類)の例
●●投資法人(複合型)
総合型(3種類以上)の例
●●投資法人(総合型)

●投資対象地域

不動産の用途だけでなく、投資の対象地域も銘柄(投資法人)によって異なります。投資家への分配の源泉となる賃料収入は、投資対象物件の所在地域により影響を受けます。オフィスの需要の高い地域が他の用途の需要の高い地域と一致するとは限らないなど、Jリートは投資対象不動産の用途の特性を踏まえて、投資対象地域を選定しています。また、投資対象地域を選定してから、その地域の特性を踏まえて投資対象不動産の用途を選定する場合もあります。

投資対象地域
投資対象地域
  • 都心
  • 首都圏
  • 三大都市圏
  • 政令指定都市
  • 全国
投資のタイプ
  • 地域分散型
  • 地域特化型

Jリートのリスクを把握する

Jリートは、元本や分配金が保証されている金融商品ではありません。
したがって、投資をされる際には各商品のリスクを十分に理解した上で投資を行ってください。
投資に際しての主なリスクは以下のとおりです。
下記以外のリスクや各リスクの詳細については、Jリート各社から開示される有価証券報告書や資産運用報告、投資法人説明書(目論見書)などをご確認ください。

●価格変動リスク

投資した元本は保証されていません。株式と同じように、市場での取引価格(投資口の価格)は、不動産市況・景気見通し・需要動向・金利動向等により変動します。

●分配金減少リスク

テナント退去や賃料引き下げなどにより賃料収入が減り、分配金が減ることがあります。金利上昇に伴う支払利息の増加など、費用の増加によって分配金が減少することもあります。

●自然災害等リスク

地震や台風等の自然災害、予測不可能な偶発事象が発生した場合等、投資対象不動産の収益性が低下する可能性があります。

●法制度等変更リスク

不動産税制、建物の建築規制などの規制の強化や新たな規制の創設により、不動産の価値が低下し、その結果Jリートの価格が低下する可能性があります。

Jリートの特徴とあわせてリスクもしっかり把握しようね!

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